日本導入が噂

日本導入が噂される新型4ランナー RAV4との境界線はどこにあるのか

米国トヨタの新型「4Runner(フォーランナー)」の日本導入の噂が絶えません。 もし実現すれば、2025年に新型へと刷新された「RAV4」と比較検討するユーザーも現れるでしょう。しかし、両車を同列に語るには、そのサイズ感があまりに異なります。4ランナーの全長は約4950mm、全幅は約1980mmと、RAV4に対して全長で350mm、全幅でも120mm以上上回るランドクルーザー300系並みの巨躯を誇ります。 このサイズ差を生んでいるのが、クルマの「骨格」の違いです。RAV4が乗用車ベースのモノコック構造(TNGA-Kプラットフォーム)を採用し、街乗りでの扱いやすさを優先しているのに対し、4ランナーは過酷なオフロード走行を前提としたラダーフレーム構造(TNGA-Fプラットフォーム)を堅持しています。 日本の都市部や立体駐車場での取り回しを考慮すれば、この2台は同じSUVというカテゴリーにありながら、実質的な「階級」が明確に分かれているといえます。 パワートレインについても、4ランナーは2.4L直列4気筒ガソリンターボ「iフォース」を主軸に据え、最大トルクは約430Nmを発生。さらに強力な「iフォース MAX」ハイブリッドでは、システム最高出力326hp(約331ps)、最大トルク465lb-ft(約630Nm)という、RAV4の数値を大きく凌駕するスペックをラインアップしています。

美容室はなぜ人気

日本の美容室はなぜ人気? 外国人を惹きつける“おもてなし力”と技術力

「えっ、こんなところにまで!?」――観光地以外でも目にすることの多くなった、訪日外国人の出没スポット。個人経営の飲食店や古着ショップ、書店はもとより、最近では「美容室」が人気なのだという。なぜ、わざわざ日本でヘアケアをしてもらうのか。その実態を追った。 意思疎通に問題は感じないが… 渋谷区で、席数10名ほどの美容室をオープンして15年になる店長・Aさん(40代男性)は、「最近外国人の来店が増えてきました」と、近年、客層に変化がみられることを実感する。 「基本的に予約優先なので、飛び込みで来られた場合お受けできないことも多いのですが、うちの店だから来てくださっているというよりは、『日本の美容室』に行ってみたいということで、たまたま行動範囲内にあるとか、時間が空いたとかで来店される方もいます。ただこれは、お店の場所が渋谷だからかもしれません。渋谷・原宿観光のついでというか」(Aさん) ただ、実際に予約に空きがあったとしても、満足のいく対応がどうかできるかは別問題だという。やはり意思疎通が問題なのかと思いきや、必ずしもそうではないのだとか。 「翻訳アプリを使えば、意思の疎通はなんとかなる。どんな髪型にしたいかも、ある程度モデルの写真を示すことでイメージは掴めます。保証できないのは仕上がりというか……。外国人の場合、髪質や毛量などが日本人とはかなり異なります。もちろん、日本に住んでいる外国の方や外国ルーツの方を施術することはあるので、できないことはないんですけど、うちが大事にしているのは『その人の生活、ライフスタイルに合った髪型』。観光客の方だと、果たして本当に満足いただけたかどうかを知るのが難しい。切ればいいだけならできるんですけど、僕はどうしても“その先”が気になってしまって……」(前同) さらに、「観光客はリピーターにはならない」という懸念をAさんは明かす。 「美容室って、リピーターで成立する業界なんですよね。その点、観光客で溢れかえるようになったら、“いつものお店”じゃなくなったことを察知して、今までのお客さんが離れてしまうかもしれない。リピーターの方の足が遠ざかることになるのは絶対に避けたい。キャパが大きい美容室ならそれでもいいのでしょうけど」(同)

OECD

OECDの増税提言に波紋 消費税18%案は本当に現実的なのか

高市早苗・首相が悲願と称す「食品の消費税ゼロ」の実現に暗雲が垂れ込めている。抵抗勢力とされる財務省は海外の機関を使って外堀を埋め、消費減税どころか、むしろ増税に舵を切る方向に持っていこうとしているのではないか――その策略の裏面に迫る。【前後編の後編】 OECD側は財務省が言っていることを下敷きに報告か OECDが5月13日に公表した「対日経済審査報告」では「日本の公的債務残高はOECD諸国で最高水準」「(消費税の)現在の税率10%はOECD諸国で最低水準」などと指摘し、国の借金(公的債務)を減らす推奨改革パッケージを提案。そこには〈定年年齢を平均寿命に連動させた年金制度改革〉などと並んで、〈消費税率を毎年1%ずつ引き上げ、最大18%まで引き上げ〉という増税案が例示されている。 なぜ、OECDがこんな増税提案をしたのか。 OECDは欧米諸国や日本、韓国など先進38か国が加盟し、経済、財政、環境、社会保障など幅広い分野の政策分析や調査、提言を行なっている。日本は米国に次ぐ2位の出資国で、国の2024年度決算によると、財務省はOECDの税制、金融分野等の技術協力プロジェクトに年約13億円を拠出する大口スポンサーだ。 また、OECDには約90人の日本人職員がいるが、中央省庁からの出向組のなかでは財務省から5人、国税庁6人と財務・国税からの出向者が断トツに多い(2025年末、人事院調べ)。財務省有力OBの天下り先としても知られ、事務総長に次ぐナンバー2の事務次長を武内良樹・元財務官、玉木林太郎・元財務官など3代続けて財務省出身者が務めた。 元財務省審議官の本田悦朗氏はこう話す。 「OECDには各種委員会があって、財務省から派遣される人間は委員長を担うことも多い。租税委員会というのもあって国際二重課税問題などを扱うが、ここは日本が委員長を務めることが多いと記憶しています」

大相撲

【大相撲】売れ残る横綱・大関グッズ、一方で炎鵬の四股名タオルが大人気

上位陣が休場だらけの異様な展開となった5月場所。初日から横綱・大の里、大関・安青錦が休場し、2日目からもうひとりの横綱・豊昇龍がケガで途中休場した。さらに負け越しが決まった大関・琴櫻も12日目から休場して2横綱2大関が不在となった。そうしたなか、国技館内にも異様な光景が生まれていた。 場所を引っ張ったのは残された大関・霧島で、追いかけたのは小結・若隆景や平幕の翔猿、琴栄峰、美ノ海、豪ノ山、藤青雲、宇良といった力士たちだった。館内では応援する力士の四股名入りタオルを取組中に席で掲げるのが定番となっているが、協会の公式グッズ売り場での「のぼり風力士タオル」(税込1500円)が売れ行きを見ると、その場所の各力士の人気が推し量れる。売店担当者が言う。 「お土産として購入される方も少なくない。通常は横綱や大関の力士タオルが売れるため、他の力士の倍の量を店頭に並べますが、さすがに上位陣が揃って休場した今場所は売れません。棚の片隅に置かれたままとなりました」 代わりに優勝争いに残った平幕の力士たちのタオルが売れたという。中日が過ぎたあたりで売り切れ始め、12日目には若隆景、熱海富士、隆の勝、豪ノ山が完売。翌13日目には霧島、美ノ海、宇良が加わった。 「やはり後半になると掲げて応援したいということで、星を伸ばしたり相撲内容がいい力士の応援タオルが売れる傾向にあります。琴栄峰、翔猿、藤凌駕、藤青雲とかも品薄状態です。混戦で幅広く売れていますね」(前出・売店担当者) 力士の顔写真が印刷された応援うちわ(同550円)も13日目には霧島、若隆景、熱海富士、翔猿、藤凌駕、一山本などが売り切れとなっていた。

賛否

【賛否】ハーフパンツ勤務はアリ? クールビズで起きた意外な波紋

5月3日から始まった「東京クールビズ」。東京都職員は、これまでのノーネクタイ・ノージャケットに加えて、Tシャツなどが着用可能になるほか、業務内容によってはハーフパンツでの勤務も認められるようになった。猛暑対策や省エネの観点から見れば合理的にも思えるが、X(旧Twitter)をはじめ、SNS上では、特に男性のハーフパンツ勤務について、「職場で脚を出すのは抵抗がある」、「おじさんのすね毛は見たくない」といった声も目立つ。 賛否が分かれるハーフパンツの導入だが、実際にハーフパンツで勤務して「職場で予想外の反応があった」という男性の声も少なくない。いったいどういうものか。リアルな体験について聞いた。 「すね毛を見せてうろうろしているのが不愉快」と女子学生からクレーム 都内の女子大学で非常勤講師をしていた男性・Aさん(30代)は、昨年の夏にハーフパンツで大学に出勤し、講義やゼミをおこなっていた。しかし、ある日突然、教授陣数名から呼び出され、服装についての注意を受けたという。 「去年の夏は本当に暑くて、春の時点ですでに駅から大学まで歩くだけで汗だくだったんです。教室の冷房も控えめに設定されていることが多く、暑くて汗が止まらないので、『そうだ、ハーフパンツで出校しよう』と5月末からポロシャツにハーフパンツで前期の授業をおこなっていました。 あるとき、年配の教授から『ちょっと先生いいですか?』と呼び止められて、話を聞くと、『先生の服装について、大学側に学生から意見が届いています』、『すね毛を見せてキャンパスをうろうろしているのが不愉快だ。長いパンツを履いて欲しい』と……」(Aさん) このクレームは、Aさんにとっては完全に予想外の事態で、いまだに腑に落ちないという。 「本当に驚きましたよ。自分としては清潔感がある格好のつもりだったので。そもそも、大学教員には、スーツにネクタイというカッチリとした服装が義務付けられているわけではありません。他大学でもTシャツやサンダルという教授もいますし、僕の何が悪かったのか……。まだ教授にもなっていない非常勤講師だったから、クレーム対象になったのか。あるいは、女子大学だったからいけなかったのでしょうか」(同前)

AMG新型GT 4

AMG新型GT 4ドアクーペが登場 圧倒的パワーと“攻め顔”が話題に

メルセデスAMGは5月20日、新型「AMG GT 4ドアクーペ」を発表した。 新世代EV専用アーキテクチャ「AMG.EA」を採用し、量産EVとして初めてアキシャルフラックスモーターを搭載するのが特徴のひとつだ。 ラインアップは「GT 63 4ドアクーペ」と「GT 55 4ドアクーペ」の2種類。 最上位のGT 63では、システム最高出力860kW(1169ps)、最大トルク2000Nmを発生。0-100km/h加速は2.4秒、最高速度は300km/h(オプション装着時)としている。(※GT 55はシステム最高出力600kW(816ps)、最大トルク1800Nmを発生)

2026年注目

【2026年注目】ホルムズ封鎖の余波が半導体直撃 原材料高騰の行方を読む

中国経済に精通する中国株投資の第一人者・田代尚機氏のプレミアム連載「チャイナ・リサーチ」。今回は、イランのホルムズ海峡封鎖に伴い深刻化する硫黄不足が、各国企業の勢力図にどのような影響を与えるのか、レポートする。 フッ化水素酸インダストリアルチェーン指数は高止まり フッ素製品価格が急騰している。中国の大手商品価格情報プロバイダーである生意社は、蛍石、硫酸といった上流原材料から半導体製造に欠かせないフッ化水素酸、冷蔵庫、空調の冷媒、高機能プラスチックとして広く使われるフッ素樹脂といった下流製品に至るまで、フッ素製品全般の価格を反映させた「フッ化水素酸インダストリアルチェーン指数」を公表している。今年2月25日の時点では149.78ポイントであったが、その後急騰し4月13日には28%高い191.72ポイントを記録した。5月18日は190.94ポイントで、足元では高止まりが続いている。 フッ化水素酸は硫酸と蛍石とを化学反応させることで生成される。硫酸の原料となる硫黄は主に石油の精製時に副産物として産出されるが、ホルムズ海峡封鎖により、その供給が滞ることになった。硫黄不足はフッ化水素酸の高騰を招き、それが広く下流製品の価格上昇に繋がっている。 台湾系市場調査会社であるTrend Forceは、グローバル・クラウドサービスプロバイダー(CSP)による2026年の資本支出予想は8300億ドルで前年同期比79%増と予想している。AIデータセンターへの爆発的な需要拡大を見越しグローバルCSPは目一杯、投資を拡大させようとしているが、電力インフラの制約、金利上昇による資本コストの上昇に加え、メモリ価格の高騰、供給不足といった投資の妨げとなる要因がある。そこに半導体製造プロセスにおける絶縁膜のエッチング、洗浄などに用いられる超高純度フッ化水素酸の価格上昇が加わることで、投資を妨げる要因がさらに増えることになりそうだ。

10年落ちの中

10年落ちの中古車を買うのは得?安さの裏にあるメリットとデメリット

安全装備の充実や電動化、さらに物価高騰などの影響により、新車の車両価格は年々上昇しています。 その結果、軽自動車であっても200万円を超えるモデルがめずらしくなくなり、なかには300万円近いものも登場しています。 そのようななかで改めて注目を集めているのが「中古車」です。 特に、10年超えの中古車は現行モデルより1〜2世代古く、走行距離もそれなりに増えていることが多いため、価格が大きく下落する傾向にあります。 一見手ごろに見える10年落ちの中古車ですが、実際に購入することは「賢い選択」と言えるのでしょうか。 (次のページに続く) #中古車 #10年落ち #クルマ選び #維持費 #自動車購入

保存版

【保存版】相続家族会議の進め方 争いを防ぐために最初に決めること

相続をスムーズに進めるためには、生前に家族で話し合うことが不可欠だが、誰がどう呼びかけるのか悩ましく、いざ集まっても議論が紛糾してしまうケースが珍しくない。どうすれば揉めずに家族会議を開くことができるのか。専門家が指南する。【前後編の前編】 会議前の十分な根回しが重要 相続専門行政書士で、これまで1000人以上の相続相談を受けてきた中田多恵子氏が指摘する。 「滞りなく相続手続きを進めるには、親が生きているうちに家族会議を開き、みなが納得するよう意見をすり合わせたうえで遺言書を作成することが重要です。しかし、『親の死』というセンシティブな事態を想定した話し合いゆえ、いつ誰がどうやって呼びかけるのか、その切り出し方が難しい。結果、家族会議をしないまま親が亡くなってしまい、相続トラブルに発展するケースが珍しくありません」 家族会議はどのように準備すべきか。 「まだ元気なうちに親から子に持ちかけるのが望ましい。ただし親の判断能力や健康状態が不安ならば、子供から切り出してもいいでしょう」(中田氏。以下「」内は同じ) 問題は「呼びかけ方」だ。ここでボタンを掛け違えると、その後の話し合いがこじれやすい。 「親から呼びかける場合、『今後のことを話しておきたい』という親としての希望を重くならずに伝えれば十分です。気をつけたいのは子供から切り出す場合。『財産の分け方を考えたい』とストレートに伝えると『俺に死んでほしいのか』など感情的な反発を招きやすい。『お父さんとお母さんの今後が心配だから、いざという時のために話しておきたい』という言い方で、“親を支えたい”姿勢を前面に打ち出すことが肝要です」

デリカD5

デリカD:5は好調なのにPHEVは縮小傾向 三菱の次の一手とは

2026年に入ってから、かつて三菱自動車の看板モデルとして圧倒的な知名度を誇った車種の復活が取りざたされている。その車種とは、「パジェロ」である。 タフなラダーフレームと三菱らしい電子制御によって抜群のオフロード性能を発揮するピックアップトラック「トライトン」と共通のアーキテクチャーを用いながら、高級SUVらしいプレミアム性を実現する……といった予想記事も増えている。 いずれにしてもパジェロへの期待は高まるばかりだが、一方で三菱自動車の電動化戦略には変化が生まれているようにも見える。 同社の電動化において、軽自動車はBEV(電気自動車)、中型クラスはPHEV(プラグインハイブリッド)という方向性が見られていたが、PHEVラインナップの一翼を担っていた「エクリプスクロス」から、いつの間にかPHEVモデルが消えている。現在のエクリプスクロスは、デビュー当初の1.5Lガソリンターボだけとなっているのだ。 いまや三菱自動車のPHEVラインナップは、「アウトランダーPHEV」だけとなっている。 (次のページに続く) #三菱 #パジェロ #デリカ #デリカミニ #三菱自動車

連休明けに増

連休明けに増えるクルマの故障 バッテリー上がり・オイル劣化を防ぐには

毎年、ゴールデンウィークなどの大型連休には、帰省やレジャーで遠方へ出かける人が増えるため、高速道路や観光地周辺の道路は激しい渋滞に見舞われます。 日常的な買い物や通勤での利用とは異なり、わずか数日間で数百km、時には1000km以上もの長距離を走るケースも珍しくありません。 JAF(日本自動車連盟)が発表する2025年度のシーズン別ロードサービス救援データを見ると、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始といった大型連休期間にトラブルが大きく増加する傾向がうかがえます。 なかでも、ゴールデンウィーク期間中の救援件数は7万5060件にのぼっています。 またSNS上では、「連休明けに急にクルマの調子がおかしくなった」といったユーザーの声が例年数多く見られます。 では、長距離ドライブのあとには、具体的にどのようなトラブルが起こりやすくなるのでしょうか。 (次のページに続く) #クルマメンテナンス #バッテリー上がり #オイル交換 #GW明け #トラブル対策

尊敬する億り

尊敬する億り人は「たーちゃん」「かぶ1000」…投資家たちが語る本音とは

株式投資の達人たちは闘牌をしながら、どのような会話をしているのか──。日経平均株価は史上最高値圏で推移しているが、中東情勢の混乱が収まらないなど依然として先行き不透明な状況にある。そうしたなか、株式投資で億超えの資産を築いた億り人たちは相場にどう向き合っているのか。 5月上旬、資産5億円超の専業投資家・某哲也さんの自宅で「億り人だらけの麻雀大会」が開かれるという情報をキャッチした、麻雀歴40年余のマネーポストWEB記者・入江一氏が、麻雀という勝負の世界で億り人がどのように戦い、そこに投資との共通点があるのかを現地取材した。 運と実力の両方が影響する「期待値ゲーム」 集まったメンバーは、某哲也さんをはじめ、元手40万円を4億円超に増やしている「ゆうと」さん、投資の累計利益額が約8億5000万円に上り、『やさしい株のはじめ方』など資産運用サイトの管理人である「ひっきー」さん、バリュー投資家の「しん」さん、同じくバリュー投資家の「シェル」さん、そして元証券ディーラーで童話をモチーフにしたマネー本の著者である「マネー・ヘッタ・チャン」さんの6人だ。 某哲也さん宅での麻雀大会は、株で大勝ちしている億り人たちが麻雀の腕を試す場でもあり、多い時は週1回のペースで億り人たちが集まっているという。 「堂々とはっきり言っておきますが、1円も何も賭けないノーレートで打っています」と某哲也さん。賭けを一切せず、真剣に麻雀の腕を競っているという。平日昼間の取引時間中に麻雀を打っている間に保有株が暴落して1億円ほど損失が出ていても、株取引のリカバリーを図りもせず、ひたすら打ち続けた億り人もいたほど、常に白熱した闘いが繰り広げられている。負けても1円も何も一切損しない麻雀にそこまで真剣になるのはなぜか。 某哲也さんが説明する。 「みなさん負けることが何より嫌いな人たちなので、賭けない麻雀でも十分に成立しています。投資はよく“ギャンブル”と言われますが、成果を出している投資家ほど“マイナスの期待値を嫌う人たち”で、一か八かのギャンブル的なプレイに魅力を感じません。 麻雀やパチンコも“賭け事”というイメージが強いかもしれませんが、本来は必ずしも賭けを前提とした遊びではなく、運と実力の両方が影響する『期待値ゲーム』と言えます。私自身、子供のころからの麻雀を通じて期待値を肌感覚で理解するようになり、『感情を排して期待値を考える脳』が自然と鍛えられました。 株式投資における判断も、この『期待値』で考える力に基づいていて、それほど株式投資と麻雀などの相関性は強いと思います。だから、投資で成功している人ほど“賭けなくても真剣に楽しめる”ことに違和感がないわけです」 そんな真剣勝負の最中でも、やはり億り人が集結しただけのことはある。投資の話がたびたび交わされた。